拝啓   宮苑 朔也様



さくちゃん、ごめんね。

ずっとずっと、辛かったでしょう…?


私が、こんな病気に罹ってしまって傷つけて、本当にごめんなさい。

『俺が18になったら結婚しよう。』

キミがそう言ってくれたことすら、私は忘れてしまっていた。

それ以前に、キミの事を忘れていたの…。


いっぱいいっぱい傷つけたよね。

それでも、さくちゃんは私を愛してくれた。


私に、キミをもう一度愛させてくれた。

その時、私は思いました。

さくちゃんは、何度私が忘れても、何度でも私に恋をさせてくれるって。


私は幸せだった。

…でも、さくちゃんは辛いだけだったよね…。

毎日の様に、私にはじめましてって言われて。


なんでだろうね…。

なんでこんな病気にかかっちゃったんだろう…。

こんな病気に罹らなかったら今も私とさくちゃんは二人で笑い合ってただろうね。