「かりんー!いい加減に起きなさい!遅刻するでしょー!?」


まるで、恐竜が闊歩しているかのような足音であたしの部屋にやってきたお母さんは、あたしの布団をひっぺがす。


「もう起きるよ〜…」

「いつまでもだらだらしてないの!今日から中学生だっていうのにっ」

「だから、わかってるって〜…」


そう。

あたし、広瀬かりん(ヒロセカリン)は、今日から中学生になる。